

浦安三社 稲荷神社
稲荷神社

- 千葉県浦安市当代島3丁目11-1
- 047-352-2883
- https://urayasu-inarijinjya.com/index.php
みなさんこんにちは
ピタットハウス浦安店新人の山下です。
今回は前回、前々回に引き続き浦安三社の最後の一社
「稲荷神社」をご紹介いたします。
浦安駅北口から出て北方向に徒歩約13分のところにございます。
稲荷神社の創建は定かではないですが、元禄2年(1689年)に武蔵国小岩村(現在の東京都江戸川区小岩町)の善養寺から移し祀ったものといわれています。
神社にある記録では少なくとも大正時代には相殿の神様として応神天皇と春日大神をお祀りする神社であったそうです。
また、それ以前には当代島にて元村長の高梨氏が所有していた屋敷神の稲荷様を氏神としていました。
現在の社殿は昭和59年に地盤沈下による配電の腐食や境内の樹木の根腐り等の理由により建て替えられたもので、それ以前にも社殿の損傷を理由に明治4年(1871年)、明治41年(1908年)、昭和34年に改築や再建がなされています。
稲荷神社のご祭神は豊受大神(トヨウケオオカミ)、應神天皇(おうじんてんのう)、春日大神(カスガノオオカミ)であり、中でも豊受大神は食べ物を司る神様であるといわれています。
また、稲荷神社の境内には浦安市指定天然記念物に指定されている大鯨の碑がございます。
こちらは漁師町であった浦安の当代島にて漁師の高梨源八、西脇清吉(大鯨の碑の左側面に名が刻まれている)が浦安で鯨を水揚げし、その知らせを村中が聞き、老若男女がこぞって見物に来る大騒ぎになったそうです。
水揚げされた鯨は当時の価格で金弐百円もの高値で売れ、大金を手にした両氏はどこへ行っても英雄扱いされ、仕事も手につかなくなっていました。そのことに終止符を打つべく稲荷神社に大鯨の碑を奉納し、祀ったといわれています。
稲荷神社には近隣の子供足りや地元の方々の憩いの地となっています。
そのため、小さなお子様が境内にいることがあるため、参拝される際はご注意ください。
皆さんも稲荷神社を気軽に参拝されてみてはいかがでしょうか。
最後に2024年6月14日(金)・15日(土)・16日(日)に「浦安三社例大祭」が行われます。
こちらのお祭りは4年に1度開催される今回ご紹介した稲荷神社、前回ご紹介した豊受神社、前々回ご紹介した清瀧神社の三社が合同で行うお祭りです。
しかし、コロナ禍で4年前には開催中止を余儀なくされました。
そのため今年はなんと、8年ぶりの浦安三社例大祭ということになります。
大小合わせて100基を超える神輿や山車が街を練り歩きます。また、屋台も立ち並ぶので大人から子供まで楽しむことができますのでぜひ足を運んでみてください!
【営業時間】
09:00~16:30
参拝については上記時間にかかわらず可能となっております。