


サブリースのメリットデメリット

賃貸オーナー様の中でも
「サブリース」というものを聞いたことがある方も多いと思います。
ではサブリースについてどの程度ご存じでしょうか?
今回は「サブリース」についてお話ししたいと思います。
まず「サブリース」とは
オーナー様がお持ちの一棟アパートや一棟マンションを
不動産会社が一括で借り上げて
不動産会社が入居者を募集し契約締結し、家賃を集金し、
オーナー様に賃料を送金する契約です。
メリットはお部屋が空室であろうが、満室であろうが、
定額の収入が見込めるため、オーナー様の資金計画が立てやすい、という事が言えます。
逆にデメリットは1部屋当たりの家賃収入が普通の賃貸借と比べて
減額されてしまう。
分かりやすく言うと、家賃10万円で募集した賃貸物件が決まったとして、
普通の賃貸借契約でしたら10万円の入金(管理会社を入れている場合は管理料を差し引いた金額)されますが、
サブリースの場合、例えば8万円と言った感じで2万円を手数料として差し引かれて入金されます。
つまり一般のマンションよりも家賃収入が減ってしまいます。
あと、オーナー様によってはデメリットに考えられると思いますが、
「入居者の素性が見えない」
というのも、どんな方が入居されるのかは不動産会社次第でだからです。
不動産会社としても空室のままでもオーナー様にお支払しなければならない以上、
入居者獲得に必死なのです。
そのため、オーナー様が「こんな入居者はお断り」と思っていても
不動産会社に伝わらない可能性があります。
これから不動産投資で一棟マンションを買われる予定の方は
このことを念頭にご検討いただければ幸いです。
hn