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相続税対策【良い借金】【悪い借金】その2

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方南町唯一の大手不動産会社 ピタットハウス方南町店です。

昨日は、相続税対策【良い借金】【悪い借金】
良い借金(相続税対策として有効な借金)とは??でありました。

今回は【悪い借金】
相続税対策として効果がない、あるいは逆にリスクを伴う借金についてです。

①評価額が下がらない資産購入のための借金

理由:
借金をして購入した資産の相続税評価額が現金とほぼ同等である場合、
借金をした意味がなくなってしまいます。

例: 株や投資信託を借金で購入する場合、その評価額は時価評価となるため、現金とほぼ同じ評価になります。
これにより、借金分のマイナス効果はあっても、資産の評価額圧縮効果は期待できません。

②生命保険を担保とした借金

理由:
生命保険は、相続税の非課税枠(500万円 × 法定相続人の数)があるため、相続税対策として有効な資産です。しかし、これを担保に借金をすると、いざという時に生命保険金が全額受け取れなくなるリスクがあります。

③相続開始直前の借金

理由:
相続税対策として、相続開始の直前に多額の借金をして不動産を購入した場合、税務署から相続税対策を目的とした不自然な取引とみなされ、借金の債務控除が認められない可能性があります。また、場合によっては金融機関が融資を拒否することもあります。

④借金によるリスク

理由:
相続税対策としての効果があったとしても、以下のリスクがある場合は「悪い借金」となり得ます。

・金利上昇リスク: ローンの返済中に金利が上昇した場合、返済額が増加し、家計を圧迫する可能性があります。

・空室リスク: アパートやマンション投資の場合、空室が増加すると家賃収入が減少し、ローンの返済が困難になる可能性があります。

・修繕費リスク: 不動産の老朽化に伴い、多額の修繕費が必要になる場合があります。


まとめ

相続税対策としての借金は、
「相続税評価額を圧縮できる資産(特に不動産)を購入するための借金」が「良い借金」、
「評価額圧縮効果がない資産や、リスクの高い借金」が「悪い借金」 と言えます。

ただし、これらの判断は個々の状況によって大きく異なります。

相続税対策として借金を検討する際は、必ず専門家(税理士など)に相談し、
ご自身の財産状況やご家族の意向を十分に考慮した上で、慎重に進めることが重要です。


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