元和6年(1620)、橋場、石浜の地にあった寺院が亀戸村に移転しました。そのときに寺の鐘を船に乗せて隅田川を渡ろうとして誤って鐘を水中に落とし、引き上げる事ができなくなり、以後、鐘の沈んだあたりを鐘ケ淵というようになった。駅名の由来は地名から。2007年6月30日に解散した企業であるカネボウ(事業としてはクラシエホールディングスが継承)の旧社名、鐘淵紡績(かねがふちぼうせき)および、元々は同根の企業であったカネカの旧社名、鐘淵化学(かねがふちかがく)は、鐘ヶ淵が創業の地であることにちなむ。