古来より東西南北の交通の要衝であったため、人と物が集まることにより市をなしていたことがこの地名の由来とされ、明治から大正にかけて麻の産地、集散地と栄えて「麻の古市」として全国的にも知られた地区でした。広島市と合併し、1980年に広島市が政令指定都市となって安佐南区ができると、区役所も出来た事により安佐南区の行政の中心地区となりました。国道183号(可部街道)が地区の中央部をとおり、東側には古川が流れていいます。古市橋駅にも今は廃川となっていますが、橋が当然のごとくありました。